あかね図書室日記:『分かりやすい公用文の書き方』

「あかね図書室日記」は、スタッフが読んだ本を通じて学びを共有するコーナーです。
専門性・人間力・組織力を大切にする私たちが、本から得た気づきを少しずつ言葉にしています。

 

◆書籍:分かりやすい公用文の書き方/礒崎陽輔/株式会社ぎょうせい

◆ジャンル:専門力

◆投稿者:山口 夕加里

◆読んだきっかけ

当社内の先輩からお勧めいただいた為

 

◆内容紹介

作者の方は、地方公共団体に勤務されていた方とのことです。
本書は、「分かりやすい文章」の作成を行うには、どうすればよいかということが、具体例を挙げて書かれています。
具体的には、「主語がある際は、述語が必要」や「句読点のルール」など、基本的なルールのおさらいや、「漢字とひらがなの使用方法」など、意外と知らないルールが多く記載してあります。

 

◆感じたこと、気づき

私が当社に入社したての頃に、先輩方に顧問先へのメール文章の添削をお願いしたら、修正指示の赤字の為に、文書が晩秋の嵐山のように真っ赤になって返戻されたことを思い出しました。

そして、その修正指示を反映したら、文書が驚くほど短くなり、明らかに読みやすくなったことに、当時大変驚いたものです。
その後、顧問先への法改正のお知らせ文書や、就業規則を作成する機会が増え、「なるべく短く、分かりやすい文章」を作成する重要性について、痛感するようになりました。それ故、「なるべく短く、分かりやすい文章」にするにはどうすればよいか、これまで自分なりに試行錯誤してきたものです。


本書には、かつて先輩方に、修正指示をいただいた内容が記載されている他、私が知らなかった「正しい日本語」や「文章作成のルール」が多く記載されています。
作中で、著者の方が「中学生でも分かりやすい文章を作成することが重要」と語っておられる通り、就業規則にしても、メール文にしても、相手に理解してもらえなければ、意味がありません。
本書を一読しただけで、一朝一夕に「なるべく短く、分かりやすい文章」が書けるわけではありませんので、都度参考にして、今後も精進したく思います。